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戦術研究


はじめに

この戦術研究のコーナーでは、いかに相手よりも有利な状況を作り出せるか、

そこに重点を置いて解説をしていきたいと思います。

オンライン版では当然、画面の向こう側には戦う相手がいます。

その相手より少しでも早く動く事が出来れば、有利な状況を作り出せます。

ましてやレベルの高いプレイヤー同士の場合、コンマ数秒の差が勝敗を分ける時もあります。

そのレベルに辿り着くのに、足りない何かの参考になれば幸いです。


[文中に出てくる距離感]人の身長を1.8メートルとした感覚的数値

超近距離

0~3m

近距離

3~6m

中距離

6~30m

遠距離

30~100m

超遠距離

100m~



最適なボタン設定

デフォルトの美学にこだわる人もいるでしょうが、

Xopsではconfig4xops05.exeで設定を変更出来るように用意されています。

私はこのゲームの作者が平等に与えてくれた、許される範囲の改造だと考えています。

強くなる為に、これを有効活用しない手はないと思います。

標準的なキーボード操作においてデフォルトでは、武器を持ち替えるボタン(Zキー)を押す際に

左移動(Aキー)を押せなくなります。

また迅速な操作が必要な移動キーが小指、薬指、中指といった、

比較的器用に動かせない指での操作になっています。

この改造は個人差や好みがあるので絶対的な解答は存在しませんが、

参考までに私のデフォルトから変更した設定を紹介しておきます。

もっといい設定や環境によって個人差があると思うので、工夫してみて下さい。

MoveFoward

Eキー

MoveBackword

Dキー

MoveLeft

Sキー

MoveRight

Fキー

Reload

右クリック

DropWeapon

Zキー

Zoom

Qキー

FireMode

Shiftキー

SwitchWeapon

Aキー

移動系のボタンを常に離す必要が無い様に。また武器操作系の動きは小指に集約し、

デフォルトでは利用されていない右クリックを、Reloadにしてあります。

MouseSensitevityはスナイパータイプであれば低くし、接近戦重視であれば

高くするといいかも知れません。

Brightnessを高くすれば、遠方の敵を発見しやすくなるのではないでしょうか。

細かい点ですが、キーやマウスのボタンに指を常に触れている事も重要です。

浮かして居るよりも、僅かに早く動き出せます。



正確な射撃

正確な射撃は最も重要、且つ最も難しい技術ではないでしょうか。

その日の体調によっても微妙なズレが出たりもします。

常にヘッドショットの意識を持っていましょう。

練習して体で覚えるしかありませんが、私なりの効果的な練習法を紹介したいと思います。

  • 超近距離~中距離での撃ち合い

    お互いに移動しながらの撃ち合いの場合、画面上の照準に対して弾道が流れて行きます。

    この時、敵や照準を目で捉えるのではなく、

    自分が撃った弾の軌跡を見る様に意識してみて下さい。

    そして、弾が敵を捉えていないならば、弾の行き先を敵の頭部へと微調整してみて下さい。


  • 遠距離での撃ち合い

    敵との距離がある場合、当然ながら命中率は低下します。

    これは相手も同じ条件です。そこで遠距離戦ではまずは弾をよける事に集中してみて下さい。

    遠距離戦の場合、落ち着いて相手の弾を見れば案外弾を避ける事が出来ます。

    コツは、一方方向へ移動し続けるのではなく、小刻みにステップを踏むイメージです。

    死ななければいつかは勝てるのです。

    そして相手の一瞬の隙を見計らい、立ち止まって2、3発撃つ。

    その一瞬だけ射撃に集中するのです。

    立ち止まると直ぐに照準が収束するので、たとえ収束性の悪い銃でも、

    1発目はそれなりに正確な狙撃が出来ます。


  • 超遠距離での撃ち合い

    敵が見えるか見えないかの距離では、相手の位置を想像して撃つしかありません。

    弾が飛んでくる方向や、地形を頭に入れて、相手の居そうな場所をイメージして

    一発ずつ撃ってみて下さい。

    空間認識力と針の穴を通すイメージが一体になれば、当てる事が出来ます。



障害物を利用する

下の二つの画像を見比べてみて下さい。

敵の全身が見える状況と、頭部しか見えない状況、どちらが撃ちやすいですか?

答えはおそらく全身が見える状況でしょう。

障害物をうまく利用して、相手から見えるこちらの面積を最小にしながら戦えば、

有利な状況を作り出せるでしょう。

自分が相手側からどの様に見えているのか?相手の視点になって考えてみて下さい。

又、実はこのゲーム、よく見ると弾丸は銃から出ていません。目から出ているのです。

箱や建物の端から見える敵を撃つ。ただそれだけです。

hide1.JPG hide2.JPG



待ち伏せ作戦は有利?不利?

答えは状況に寄ります。

上記の様に障害物などの地形的有利が有るのであれば、いわゆるキャンプは有効です。

しかし、地形的有利が無い場合、不利になる事があります。

特に超近距離~近距離戦において、圧倒的不利になります。

なぜなら、飛び込む側は、精神的にも操作的にも敵との遭遇に備えた状態になっています。

一方待ち伏せ側は、画面に敵が表示されるまでの通信回線時間や、視神経経由の情報から、

射撃操作までに時間が必要です。

また、いつ敵が来るかも判らず集中力を長時間は維持出来ないでしょう。

さらに、壁際での待ち伏せの場合、飛び込む側にとっては視線の終点に当たり、

居場所を特定されます。また、弧を描くように移動され、円の中心に居る

待ち伏せ側は回避スペースがありません。照準の修正角度も大きくなるでしょう。

しかし、戦況によっては待ち伏せる必要も出てくることでしょう。

その場合、敵の出現ポイントから少しでも距離をとる事をお勧めします。

そうすれば、敵の射撃の正確性も低下し、着弾までの時間も長くなり、

回避出来る可能性が高まるからです。

初撃さえ回避出来れば、通常の近、中距離戦になり対等な条件での撃ち合いになります。

照準の修正角度も小さくて済みます。



狭い通路は避ける

進行ルートを選ぶ際に、敵が居ない確信が持てなければ狭い通路は危険です。

なぜなら通路出口側の敵から見れば、格好の狙い撃ちの対象になるからです。

一方、通路を歩いている側は回避スペースもなく、敵を倒すしか生き残る道はないでしょう。

通路出口側から見れば、上記の地形的有利な状況がある待ち伏せとなります。

大事な点は、敵との遭遇タイミングを自ら決める側が、有利だという事です。

tuuro.JPG



散開

味方と一緒に行動する際、気をつけなければいけない事があります。

それは、敵、もしくは敵が出現する可能性があるポイントに対して、

広く散開をして歩くという事です。

固まって歩いていれば、相手から見れば大きな的となるからです。

又、撃ち合いになった際に、こちらの射撃角度を広角にとる事が出来ます。

これは前を歩く人には分かり辛い事なので、後ろを歩く人が

敵から見た射線を意識的にずらす様、心がけてみて下さい。

line1.JPG line2.JPG



ランダムな動き

物陰から隠れて撃つ時など、右から撃ったら今度は左、次は時間を取って右と見せかけて又左。

この様な感じで、常に相手の照準を動かさせる様に、移動してみて下さい。

一つ所に立ち止まっているのは危険です。



視野を広く

サッカー等でのスポーツで、優秀な選手の動きをよく見てください。

頻繁に首を左右に振り、周りの敵と味方の位置を確認している筈です。

敵の居場所が分からない時や、交戦時に一瞬物陰に隠れた時など、

360度見渡して見て下さい。常に周りの状況に目を配る事です。

照準を左右に素早く振るイメージです。



予測撃ち、予測待機

コンテナ等、比較的小ぶりな物陰に敵が入った時、

その裏を歩く敵の姿を想像してみて下さい。

そして出口に現れる敵に丁度弾が当る様に、一瞬早く撃ってみて下さい。

逆に物陰に隠れた際は、予測撃ちを予期して一拍立ち止まる余裕も、戦闘中には必要です。



ジャンプ撃ち

塀などがあるマップでは、ジャンプ撃ちは必須の戦術です。

しかし、照準のブレも大きく中々当てるのは難しいと思うかもしれません。

実は、ジャンプ撃ちは予測撃ちの応用なのです。

なぜなら、ジャンプ後に敵を視認する時間や照準を修正する時間を考えてみて下さい。

僅か一秒足らずでしょう。

その短い間に当てるためには、塀の向こうの敵がどこにいるのか、

ジャンプした時には決めていないと難しいです。

例えば、前回ジャンプした時に見た、敵の位置や体の向き、拾いそうな武器が落ちていた、

そういった情報を元に、塀の向こうを歩く敵の姿を想像し、ジャンプと同時に

あらかじめ照準を合わせてみて下さい。

よくある状況としては、ジャンプと同時に照準を下げる操作イメージです。



最後に

文中何度も出てきていますが、大切な事はいかにして有利な状況を

用意しておけるか、という事です。

勝負には運の要素もあるでしょう、しかし有利な状況を用意しておく事によって

その運を手繰り寄せる事が出来るのです。

それはサッカーや野球など、現実のスポーツの世界でも同じでしょう。

そう、Xopsはスポーツだ!




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