HSP ProjectManager
Version 1.10

Copyright(c) 2007 ka-navi
最終更新日:2007/9/26
機能
HSPスクリプトファイル(.hsp .as)のパスなどを記述した"HSPプロジェクトファイル"を作成し、
それをHSP ProjectManager(HPM)に読み込ませることで、
一度にHSPスクリプトエディタにスクリプトファイルを読み込ませることが可能になります。


HPMの初期設定
初めてHPM.exeを起動すると設定ウインドウが開くので
HSPスクリプトエディタ(hsed3.exe)と、commonディレクトリのパスを設定してください。

 

 ※画像は設定ウインドウのスクリーンショットです

プロジェクトファイルを作成する
(1)HPM.exeを起動させ、hsed3に読み込ませたいファイルをドラッグアンドドロップしてプロジェクトに追加します。

(2)HSP実行時の起動オプションや、デバッグウインドウの表示の有無などを設定します。

(3)「保存」ボタンをクリックしてプロジェクトファイル(.hsprj)を保存します

HPMはプロジェクトファイルに書かれているスクリプトファイルが見つからなかった場合、
まずプロジェクトファイルが置かれているディレクトリを参照します。
そのため、プロジェクトファイルはスクリプトファイルと同じディレクトリに入れておくことをオススメします。


  
  ※画像は、HSPスクリプトファイルをプロジェクトに追加した状態のものです

プロジェクトファイルを開く
プロジェクトファイルをHPM.exeのアイコンにドラッグアンドドロップすると
あらかじめ設定されたhsed3.exeが起動し、プロジェクトファイルに書かれたファイルがhsed3に読み込まれます。
このとき、デバッグウインドウの有無などの設定もプロジェクトファイルに書かれているように行われます。

プロジェクトファイルにHPM.exeを関連付けしておくと便利です。
関連付けする際に、「%1」は必ず「"」で囲っておいてください。
(例) "C:\HSP3\HSPProjectManager\HPM.exe" "%1"


  
  ※プロジェクトファイルを開くとhsed3.exeが起動し、自動的にスクリプトファイルが読み込まれます

プロジェクトファイルを編集する
「読み込み」ボタンをクリックしてプロジェクトファイルをHPMに読み込みます。
するとHPMのリストビューなどにプロジェクトファイルの内容が反映され、
スクリプトファイルを追加したり削除したりすることが可能になります。

編集したプロジェクトファイルを保存するときは、「保存」ボタンをクリックすることで上書き保存されます。
別名で保存するときは、メニューの「名前をつけて保存」をクリックしてください。

起動オプションについて
HPMに起動オプションを指定することで、HSPスクリプトエディタの外部ツールとして利用することができます。
起動オプションは以下のものがあります。


-save

hsed3.exeで開いているファイルからプロジェクトファイルを作成します

-open
起動したときにプロジェクトファイルを読み込むダイアログを表示します
HPMはパスをエディタに送った後終了します

HPMを外部ツールに設定する
HSPスクリプトエディタの外部ツールに設定することで、HPMをさらに便利に使うことができます。

エディタのオプションを開くと「外部ツール」の項目があるのでクリックします。
すると外部ツールの設定画面に切り替わるので、「追加」ボタンをクリックします。
追加ボタンをクリックすると外部ツール設定ウインドウが開くので、以下のように設定します(プロジェクトファイルを作成する場合)。

  

ツール名
特に指定はないので、自分がわかるように設定してください。

ファイル パス
HPMのパスを指定してください。

コマンドライン
プロジェクトファイルを作成する場合は-save
プロジェクトファイルを開く場合は-open
を指定してください

表示
「メインメニューに表示」か、「ポップアップメニューに表示」のどちらかにチェックを入れてください。

入力が終わったらOKをクリックして設定完了です。

更新履歴
バージョン 日付 重要度 更新内容
1.00 2007/8/19 ■□□ ・とりあえず完成
1.01 2007/9/6 ■□□ ・readmeをhtm形式に変更
1.10 2007/9/26 ■■□ ・hsed3.exeで開いているファイルからプロジェクトを作成する起動オプションを追加(-save)
・プロジェクトファイルを開く起動オプションを追加(-open)
・hsed3.exeの設定の保存方法をメモリから取得するように変更
・HSP起動オプションなどをメモリから取得するように変更
・HSP起動オプションなどをメモリに直接書き込むように変更
◇ 製作環境 ◇
WindowsXP Professional (SP2)
Hot Soup Processor ver3.1

◇ あとがき ◇
作者の了解なしに無断でソフトの頒布などは行わないでください。
このソフトウェアはフリーウェアであり、このソフトが原因で起こったいかなるトラブル、損害について作者は責任を負いません。


作者のホームページ  K's GARAGE